前回ご案内した今期大注目の事業再構築補助金について新たな情報が発表されました。
公募開始は3月からの予定となっており、
申請の受付は令和4年度まで、採択件数は55,000件程度と見込まれています。
他の補助金の令和2年度採択件数をみると、ものづくり補助金が約5か月間で7,300件程度、
IT導入補助金は約7か月間で4,900件程度ですので、まさに今期大注目です。
その中でも今回は、新たに創設された緊急事態宣言特別枠についてご案内させて頂きます。
補助金の概要・通常枠については前回のページを合わせてお読みください。
①補助率の引き上げ
事業規模に応じて補助金額の上限はありますが、補助率が引き上げられています。
中小企業 通常枠:2/3 → 特別枠:3/4
中堅企業 通常枠:1/2 → 特別枠:2/3
②審査・採択の早さ
通常枠で申請した場合よりも、審査・採択が迅速に行われます。
さらに、特別枠で不採択となった場合でも、通常枠で再審査を受けることが可能です。
(特別枠と通常枠の同時申請はできないため、不採択となった場合は、
次回の公募で通常枠で再申請して頂くことになります。)
通常枠の申請条件に加えて、
緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等によって影響を受けたことにより、
令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が前年(前々年)同月比で30%以上減少していること。
※対象地域や対象業種に限定はありません。
例えば、中小企業において150万円を経費として使った場合、
通常枠では100万円ですが、特別枠では112.5万円が補助されます。
従業員数 | 補助金額 | 補助率 |
5人以下 | 100万円~500万円 | 中小企業:3/4 中堅企業:2/3 |
6~20人 | 100万円~1,000万円 | |
21人以上 | 100万円~1,500万円 |
(経済産業省より抜粋)
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